81plusは喜界町より委託を受け、喜界島の新たな観光体験”瞬間移住”の戦略/企画立案およびクリエイティブ制作とデジタルマーケティングを実施しました。更に、旅行代理店や交通事業者を誘致したファムトリップを開催し、瞬間移住ツアーの造成を行いました。
遠い喜界島に「瞬間移住」
自分も島人(しまっちゅ)と感じられる旅
喜界島は奄美大島の隣にある小さな離島です。サンゴ礁が隆起して生まれたこの島では、美しい海に囲まれた雄大な大自然や、島の人々が紡いできた伝統や文化、ゆったりと優しい島時間をお楽しみいただけます。
瞬間移住ツアーでは、島の自然や島民と触れ合い、島に着いた瞬間から島人(しまっちゅ)になったような「瞬間的に移住したような」旅をお届けします。
地域の日常を観光体験の価値に変える必要がある
喜界島は島外からの資本が入った観光開発が行われておらず、南の島ではあるもののラグジュアリーなリゾートホテルやジェットスキー・バナナボートのような「造られたフォトジェニックな観光体験」は存在しません。
喜界島への認知・関心を高めるためには、サンゴ礁に囲まれた美しい自然環境とそれを体感するマリンレジャーだけでは他の島との差別化は難しく、島に根付く喜界島ならではの祭りや食事などの伝統文化、島特有の優しい島民性やゆったりした島時間などの「日常を観光価値」に変えて、その価値を伝え、魅力を感じていただき来島してもらう必要があると考えました。
世界でも類がない隆起サンゴ礁が生み出す美しい自然環境
喜界島は、奄美大島の東方約25kmにあるサンゴ礁が隆起してできた島であり、今でも年間約2㎜ずつ隆起しているというのは世界でも類がなく貴重とされています。一年を通して温暖で、ハイビスカスやブーゲンビリアなど熱帯の花々を求め、たくさんの蝶が飛び交うのどかな光景が広がります。島の周囲は約50kmで高い山は無くなだらかな丘陵が続き、中央部に広がる標高203mの「百之台公園」では、眼下にエメラルドグリーンの海、東西に太平洋と東シナ海を一望できるなど、隆起サンゴ礁が作り出す豊かな自然環境を観光コンテンツ化する必要があると考えました。
優しくて愉快な島民性と島時間
喜界島の島民は観光客や移住者に対して寛容で、優しさや親切さから親密な関係になりリピーターになるケースが多い島です。また歴史的に受け継がれる島唄や踊りもあり、観光客と一緒に踊る島民など笑顔が溢れる光景が広がる。また、島のゆったりとした時間の中での生活風景は喜界島ならではの要素と捉えることもできると考えています。
Video
Web site
Fam Trip
旅行代理店や交通事業者などの観光事業者やインフルエンサーなどの観光事業者を招待してファムトリップを開催しました。
Photo
Creative Director | 岩本 義樹 |
Director / Edit / Camera / Drone | 江崎 龍彦 |
Camera / Drone / Sound | ジョージ レイ |
Director of Photography | ケーズ チェン |
Still Photographer | 平本 泰淳 |
Assistant Producer | 玉城 翔子 |
Logo/Web Design | 鈴木 康平 |
Digital Marketing | 横山 ふみ |
Cast | 濱田 なつみ |